池袋アートギャザリング(Ikebukuro Art-Gathering :IAG)は、池袋ならではの視点で優れたアーティストを発掘するのみならず、街が、様々なジャンルのアーティストたちが集い出会うことによって新たな表現が生まれる場となり、また、それを広く発信するメディアとなることを目指すプロジェクトで2017年より開催されています。
※現在ウェブページの一部改訂中のため、過去の受賞者ページを一時閉鎖しています(5月中掲載)
鉄道駅の開設をきっかけに住宅や学校が集まり、全国から創作意欲にあふれた学生や芸術家たちがこの地に集いました。彼らは池袋周辺に“アトリエ村”という自由な創作空間を築き、ジャンルを超えた交流のなかで切磋琢磨しながら作品を生み出していきました。この地に住んでいた画家・野見山暁治さんは、当時を「歯ぎしりのユートピア」と表現しています。
その池袋で現在、アーティストたちが集い、表現し、交流し、そして発信する舞台となっているアートイベント「池袋モンパルナス回遊美術館」は、今年で第20回を迎えます。
メインイベントのひとつである「池袋アートギャザリング公募展(Ikebukuro Art-Gathering)IAG AWARDS 2025 EXHIBITION」では、現役の美術作家を審査員に迎え、地元ギャラリーや企業・団体による賞の授与、地域プロジェクトへの起用、地方都市との連携展示などを通じ、多くの作家たちの飛躍を後押ししてきました。
私たち事務局一同、この池袋モンパルナスの精神を受け継ぐ公募企画展に、今年も多くの才能がチャレンジしてくださることを心より期待しています。
平面・立体・映像・マンガ的表現※1を取り入れた作品・インスタレーションなどの屋内ギャラリー展示が可能なオリジナル作品。
テーマやジャンルの制約なし、発表/未発表は問いません
※1マンガ固有の表現である「フキダシ」「コマ割り」を取り入れ(いずれか一方でも可)新たなアート表現を実現している作品に対して特別賞「漫喜利賞」を授与いたします
本公募展では、作品そのもののクオリティと合わせ、与えられた展示スペースを活かし、魅力ある展示であることも審査し、各賞を「作家」に授与いたします。従って、各次審査においても展示プランを重視した審査をいたします。
2025年11月21日[金]〜
11月30日[日]
展示会場:
東京芸術劇場5階 Gallery 1&2
※関係者・プレス向け取材公開:
11月21日[金]11時〜(一般公開:13時〜)
「第20回 池袋モンパルナス回遊美術館」のメイン企画として入選作家たちによる美術展を開催! 展示作品を対象とした様々な視点によるアワードの授与、来場者投票によるオーディエンス賞も決定!!
授賞内容(予定)
IAG大賞、IAG準大賞、IAG奨励賞、審査員賞などをIAG審査員団の協議により決定します
漫喜利賞:審査員の協議によりマンガ的表現を取り入れた作品=漫喜利作品として選出
豊島区長賞:高際みゆき豊島区長が選出
オーディエンス賞:展示期間中の来場者投票1位のアーティストに授与します
IAGパートナーズ各賞
IAGを応援するギャラリー・企業・団体の選考により授与します
★東武百貨店アートギャラリー賞/協同組合美術商交友会賞/C-DEPOT賞/WACCA池袋賞/栗原画廊賞/シアターアートショップ賞/ギャラリー上り屋敷賞/ギャラリー路草賞/B-gallery賞/ターナーギャラリー賞/★GALLERY KAMON Irie 賞/★名村大成堂賞/八犬堂ギャラリー賞
※地域ギャラリーから副賞として、受賞作家の個展開催権などがあります
次年度秋期に2週間ほど小樽市に滞在して「裏小樽モンパルナス」での個展開催と地元アーティストやまちづくり支援者の方々と交流をしていただきます
(往復交通費及び宿泊費などをご提供予定)
裏小樽モンパルナス:https://www.uraotarumontparnasse.com/
次年度9月中旬に長野市芸術館展示サロンで開催される「市内作家によるアート・グループ展2026」に、招聘作家として作品展示の機会を提供します
(往復交通費を提供します)
長野市芸術館:https://www.nagano-arts.or.jp/