アート4コマ『漫喜利 -MANGIRI-』プロジェクト | TOSHIMA-MANGA-LAND

漫喜利 -MANGIRI-
アート4コマ公募展2020

アートとマンガの垣根を超えて新たな才能を発掘する公募展。マンガの原点「4コマ」をモチーフに、平面・立体・映像・インスタレーションなど、自由で新しい表現に挑戦する多彩なアーティストが集合!
審査委員長に、しりあがり寿先生を迎え、大賞、各審査員賞をはじめとする各賞と入選作品を会場にて発表!

アート4コマ『漫喜利 -MANGIRI-』展覧会

東京・豊島区池袋を中心として開催されるアートイベント「池袋モンパルナス回遊美術館」(主催:池袋モンパルナス回遊美術館実行委員会:NPO法人ゼファー池袋まちづくり・立教大学・東武百貨店・豊島区)にて展覧会を開催。
審査員講評・受賞者コメントページはこちら!

[日程]2020年7月17日(金)〜19日(日)11:00〜19:00 ※最終日は16:00まで
[会場]東京芸術劇場 5階ギャラリー2
[住所]豊島区西池袋1-8-1 [ Google Maps ]

東京芸術劇場
●池袋モンパルナス回遊美術館とは
昭和初期から戦後にかけて西口周辺には多くの美術関係の作家たちが移り住み、創作活動に励んでおり、このコミュニティは、池袋芸術派、池袋モンパルナスと呼ばれていた。池袋モンパルナス回遊美術館は、池袋モンパルナスの精神を現代に引き継ぎ、「街のどこもが美術館」をコンセプトに、地域ぐるみの展覧会を毎年開催。展示内容は、池袋モンパルナスに関係した画家展、現在池袋と関わりをもって創作活動を行なっている現役作家展、未来を担う学生や子ども達の作品展など、多彩な作品を楽しめる。[写真は東京芸術劇場]

企画・運営は、地域活性に取り組んできた「としま南長崎トキワ荘協働プロジェクト協議会」と、池袋を中心として今回15回目の開催となる池袋モンパルナス回遊美術館の中心企画のひとつ、池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDSを運営する「池袋アートギャザリング(IAG)プロジェクト」が行います。

アートテラー・とに~さんによるガイドツアー

アートテラー・とに~さんによる展覧会ガイドツアーが、会場での〈リアル〉と、ZOOMを活用した〈オンライン〉で行われました。その様子を動画・写真でお楽しみください!

  • アートテラー・とに~さんガイドツアー01アートテラー・とに~さんガイドツアー02アートテラー・とに~さんガイドツアー03
  • アートテラー・とに~さんガイドツアー04アートテラー・とに~さんガイドツアー05アートテラー・とに~さんガイドツアー06

審査員紹介

審査員長には、マンガ家でありながら現代美術作品を創作している紫綬褒章受章作家・しりあがり寿先生が就任。マンガ、アート、デザインなど幅広い分野の審査員の方々と共に、多角的な視座を以て審査いたします。

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審 査 員
審査員長 しりあがり寿(漫画家)
審査員  小田 雄太  (デザイナー、アートディレクター)
審査員  中村 ケンゴ (美術家)
審査員  関谷 武裕  (トーチweb編集長)
審査員  山内 康裕  (東アジア文化都市2019豊島マンガ・アニメ部門事業ディレクター)
作品審査の様子
作品審査の様子
審 査 発 表
優秀賞くっつー
小寺しお
ちゃちゃきなな
東 春予(IAG賞)
しりあがり寿賞田中 宰
中村ケンゴ賞手塚健陽
小田雄太賞倉内龍子
関谷武裕賞平良志季
山内康裕賞かなやまひろき
オーディエンス賞ゆうゆ
入 選石原啓行/磯﨑那奈/金林剛/京森康平/黒岩まゆ/黒木泰貴/永井蓉子/コデラ/崎山龍晴/劉 爍玲/高橋祐次/玉木志穂/ナカミツキ/中村 瞳 / 林 みのり/林 朝子/深津 左/福島菜菜/マナベ レオ/山器ヨウ
7月17日より東京芸術劇場 5階ギャラリー2で開催しております「漫喜利展」での展示作品は、上記入選作品となっております。*作品写真の掲載や審査員講評含め、随時更新してまいります。

「地域」×「クリエイター」で新たな才能の発掘へ

豊島区南長崎では「マンガを触媒として 多様な創作に関わる作家や作品、伝達師(ファン)を輩出する場としての聖地」を目指し、「TOSHIMA-MANGA-LANDプロジェクト」を開始しました。受賞作家を対象として、街に「パブリックアート」展示の場を提供することで、街ぐるみで次世代のクリエイターを支援します。今後、「トキワ荘マンガミュージアム」発信事業として巡回展、国際化も視野に入れる予定です。

豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
2020年7月に「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」が開館しました。1982年に取り壊された「トキワ荘」を再現し、手塚治虫、石ノ森章太郎らから続く戦後日本マンガの発信点、その文化を顕彰するミュージアムです。

●TOSHIMA-MANGA-LAND プロジェクトとは
今年7月7日にオープンしたトキワ荘マンガミュージアムと地元地域が一体となって、訪れる方々をおもてなしし、マンガの聖地を一体的に盛り上げるプロジェクト。アート4コマ公募展「漫喜利 -MANGIRI-」と連動し、マンガ的街中アートによる全国初の住宅地によるマンガパブリックアートの設置に取り組み、エリア全体を 「回遊型マンガ・アート体験エリア」となることを目指す。

アート4コマ公募展『漫喜利 -MANGIRI-』のこれまで

21世紀の今、改めて原点である「4コマ」に立ち返る!

日本において、戦後マンガの巨匠・手塚治虫はその〈映画的手法〉を、テレビの中で動くアニメへと昇華させ、石ノ森章太郎はマンガから特撮へというメディアミックスにチャレンジし、今ではマンガ原作というドラマや映画、演劇まで〈マンガ〉は身近なエンタテインメントとなっています。

アート4コマ公募展『漫喜利 -MANGIRI-』について
古くは1950年代に、アメリカ・イギリスで発生したポップ・アートの代表的なアーティスト:ロイ・リキテンシュタインのように大衆文化のイメージを利用した前衛芸術があり、2000年代に入ると、フランス・ルーブル美術館がMANGAを〈9つめの芸術分野〉として収蔵を始め、イギリス・大英博物館では大規模な「Manga展」を開催するなど、世界のアートシーンにおいて〈マンガ〉はアートのひとつの領域となっています。

アートがマンガなのか、
マンガがアートなのか?

公募展の実施に先駆け招待作家によるプレ展示を行いました。

『地球防衛家のヒトビト』4コマ制作体験
▲豊島区トキワ荘通りお休み処と金剛院で行われた『地球防衛家のヒトビト』4コマ制作体験……マンガ家・しりあがり寿が朝日新聞で連載中の同作品のコマを使って新たな4コママンガを作るワークショップ(実施期間:2019年11月10日〜23日)とトークショー「アートとマンガのゆる〜いトーク」(しりあがり寿/中村ケンゴ(美術家)/司会:山内康裕 2019年11月23日@金剛院)の様子
Pre-EXHIBITION アート4コマ公募展『漫喜利 -MANGIRI-』
▲Pre-EXHIBITION アート4コマ公募展『漫喜利 -MANGIRI-』(2019年11月20日〜25日@サンシャインシティアルパB1催事場)招待作家リスト:しりあがり寿/中村ケンゴ/横山裕一/アートホーリーメン/安藤俊己/石川遊雪/上坂 直/内田 有/おくやまゆか/折笠敬昭/かなやまひろき/菊池鮎子/コルシカ/すぎはらゆり/平良志季/高橋祐次/中村一般/林 朝子/ハヤマックス/廣川惠乙/Paper Parade/堀 道広/めぐみちょこ