2008年ホルベインスカラシップ奨学生となり、2009年シェル美術賞展で中井康之審査員賞を受賞し各入選を重ねている、
瓜生剛の2年ぶり第8回個展です。「流瞬刻溜」をテーマに、確かな筆致で、複雑な魅力溢れる作品群、近作約15点の展示
です。流れる瞬間を絵画に刻み溜める意味を込めた展覧会名です。長年自分の課題であった人物を中心とした絵画を集中
的に展示します。また海外の動物園で観た生き物の作品も合わせて制作しました。どこの動物園で観たものなど細かな情
報は必要なく個体差でしかない。そして人もまた誰かは関係なく、単に美しく格好良い絵画を目指しモチーフとして扱う
ことにした。その一瞬の出会いが点であるならば、それ以降変化している。今その時点はそれ以降存在しない。一瞬を切
り取る交差と、もう会うことの無い地点を回想しながら絵画の在り方を模索します。と、作者は語っています。当画廊の
ソウル、東京、香港、台北、シンガポールのアートフェアにも出品しております。会期中ギャラリー内32インチモニター
では、今までの当画廊の16回のアートフェアの映像を放映予定です。
10月25日(土)17:00~ハロウィン仮装パーティー&ビビビオンによるアイリッシュ音楽ミニライブ