坂本匡之展「記憶の底から」

『10数年前から、テンペラ白による線で画面全体を埋めつくし、その上に油彩で描いてゆくテンペラ混合技法により自分の画面を探し続けている。ゆっくりと時間をかけ画面を変化させていくのだが、自分の時間が降り積もるような「時間」そのものを表現の拠り所としている。そうして立ち現れる画面で、具体的な「リアル」というよりも、人の記憶の中に沈み込んでいるような風化し抽象化された「リアル」をめざしている。記憶の底に沈んだ誰もが持つ想いのようなものを刺激し、「人とは」という問いに新しい切り口を探している。』と語っております。一昨年、当画廊のバンコクホテルアートフェアにも出品しています。静謐な魅力のテンペラ油彩混合技法、約20点の構成です。

会 場

B-gallery   > HP

住 所

豊島区西池袋2-31-6

電 話

03-3989-8608

OPEN

開廊14:00～18:00
休廊:月