「血は水よりも濃い、何も分かってないのかもしれないから、庭の隅の手作りの洞窟で、くらくけずられた豆腐歯はこなごなにしたたり冷蔵飛び石の形に集まってななめに流れ出すまで」 展

23/07/15[土]-23/08/06[日]
@ タリオンギャラリー
企画運営:タリオンギャラリー   エキシビション

大石一貴、小宮りさ麻吏奈、湯田冴、ほか
「血は水よりも濃い、何も分かってないのかもしれないから、庭の隅の手作りの洞窟で、くらくけずられた豆腐歯はこなごなにしたたり冷蔵飛び石の形に集まってななめに流れ出すまで」
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大石一貴は、粘土などの可変的な素材をもちいた彫塑や立体、映像、テキストといった様々なメディアで制作しています。大気と地面を巡る湿度の循環や、路上での鳥のゆくえなど、不可視で形態を持たないものに重力と時間軸を与えることで、その存在の束の間の碑をかたどり、物事の因果やそれを取り巻く意識をナラティブに呼び寄せます。

小宮りさ麻吏奈は自身の身体を起点に、新しい生殖・繁殖の方法についてクイア的視点から探索しています。植物や生体あるいは機械など、境界が揺らぎつつあるモチーフを取り込んで制作を行い、再建築不可能な土地に庭を作るプロジェクト「繁殖する庭」や、商店街の空きテナントで花屋の経営をする「小宮花店」など、多様な活動で知られています。

湯田冴は写真や映像といったメディアを使い、特定の事物や場所についてのドキュメントを複数の視点から結び合わせ、物語的経験をともなう作品を制作しています。近年では、人の身体の内側から生まれる結石と、宇宙空間から地表に引き合わされる隕石という、2つの相異なる石の発生をもとに、招かれざる石と人による変容の物語を展開しました。

本展覧会名は「血は水よりも濃い」のあとを、参加作家たちがリレー形式でつなぐ形で構成されています。ここでは個々の作家の実践が分節されながらも共存し、新たな物語が派生するかたちを展示します。

会 場
タリオンギャラリー   > HP
住 所
豊島区目白2-2-1 B1F
電 話
03-5927-9858
OPEN
11:00-19:00 月火祝休廊