第2回TKO 国際ミニプリント展( 東京→京都→大阪)野口玲一賞受賞記念
B-galleryは、2016年にTKO国際ミニプリント展(東京→京都→大阪)を立ち上げ、2020年に第2回、2024年に第3回を開催し、3都市を巡回いたしました。平野瞳は、第2回の41ヶ国、342作家、602点の中から、審査員の野口玲一賞を受賞し、今展は、その受賞記念展として、開催する運びとなりました。そして日本美術家連盟の美術家のための支援事業としての助成展となっております。彼女はその後、月刊美術の美術新人賞デビュー展で奨励賞を、また昨年は第22回南島原市セミナリヨ版画展エフエム長﨑賞、今年は第23回南島原市セミナリヨ版画展NIB長崎国際テレビ賞と受賞が続いております。本展では、銅版画の新作6~8点、旧作品の4~5点を展示予定です。
「影を編む」というタイトルのように、闇の中に沈み、訪れる陽光が静かにあらわにする対象の質感と気配を銅版に刻み、一枚の紙に刷り上げたいと願い、静かな影を編みながら、小さな光を繋げるような銅版画を望んでいます。静謐な魅力溢れる作品をぜひ会場で体感してください。